言葉を触る/土で話す

2019/09/01 「明倫ワークショップ夏まつり」京都芸術センターフリースペース

 

陶芸を領域とする武内ももと演出家の野村眞人を中心に、大きな粘土のかたまりを触ることで、言葉に別のかたちを与え、かたちに別の言葉を与える体験型ワークショップ。

 

⑴粘土についての短いレクチャー

自分のアイデアを形にする「モノ」というだけでなく、粘土という素材自体がまず一つの「出来事」であるということを知ってもらうため、参加者にはまず粘土に触る前に、原料として採掘・加工され、目の前の状態になるまでの動画をみんなで見る。

 

 

(2) 触る

 

土に手だけでなく、体の至る所で触る。

実際に触れて思ったことを言葉にしてもらう。

これを一人づつ聞いて、紙に書いて、譜面台に貼り出す。

 

 

(3) 言葉にする  (4) 形を変える

 

感覚を言葉にしたものをタイトルとし、今度はそれを元に、土の形を変えてもらう。

 

 

(5) 説明する(6) 繋げる(5)’説明する(6)’繋げる

 

自分の両隣の人と、お互いの制作プロセスについて報告しあったのち、作品と作品を繋いでもらう。

ルールは、自分の作品を引き延ばす形で接続すること。

 

 

(7) 名付ける

 

その接点から生まれたかたちについて、二人で新たな名前をつける。

 

 

(8) 見る

 

みんなの作品をみる。