現代美術家の回顧展に出かける
アフリカに住む女性たちのライフワークである手編みの等身大の人の形をしたあみぐるみをジェットコースターに乗せる写真の連作がメインだった
撮影されたジェットコースターは当時出町柳にあったものだと分かった
最後の出口手前の大展示室、４０人ほどのパフォーマーが空間の絶妙な位置に座っていて、通り抜けようとするとどうしても接触してしまう
作品に還元されているパフォーマーはモノであると捉えたさもあるが、つい、会釈をしてしまう、観客のいどころのない砂場は最高のインスタレーションだった
